「生の短さについて」- セネカ / 未来をドライブする

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古典を読んだことなかったので以前 ティモシー・フェリス、田村耕太郎 が薦めていたセネカの「生の短さについて」読んでみた。冒頭の、

「生きることにとって最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。君はどこを見つめているのか。どこを目指そうというのであろう。来るべき未来のものは不確実さの中にある。ただちに生きよ」

未来については昨年の高城さんが言っていた、

「実は、僕も皆さんも選択出来る未来は無限にあって、未来予想があったたり、直感力が冴えるというのは、自分の生きたい未来をドライブする力に他ならないわけで、ただ、自分から未来予想があたる方向へ進んでいるだけでして、その並行世界のようなものを瞬時瞬時選んでいるのは、その時の自分なのではないか、と僕は常々思っているのです。」

とも繋がるところがある気がする。最近読んだ ダンカン・ワッツ の「偶然の科学」で触れている

人間に未来予測はできない。リアルタイムで偶発性に対処せよ。

など、未来予測なんてできないんだなあと思った。良く学生の頃 人生を逆算して考えろって教わったけど、確かに逆算して何となく考えてた未来じゃ全然ない。てめぇの努力とビジョンがなかったのかも